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阿佐ケ谷のフリーペーパー[ohitotsu]とその周辺 “名も知らぬあなたへ、おひとついかが?”
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映写機

杉並区主宰の16ミリ映写機操作講習会に参加、無事に修了証をいただくことができましたー。

そもそも。
なぜにこんな修了証が必要なのか。
16ミリ映写機というのは、個人所有ももちろん可能な機材なので、自分で責任が取れるのであれば独学でOK。操作には免許や資格は不要なのですが。

おひとつシネマのように自治体から"借りる”という形態を取っている場合、むやみに故障させてしまわないように(賠償責任制度などは特に設けられてませんが)、自治体が設定した講習会を受けなければなりません。
(ナンダは今まで多摩図書館(旧・日比谷図書館)で借りていたので、そちらで簡単な講習会を受講)



ではざっと流れを記録しておきます。土日の丸2日間とは…強きな設定。


◇1日目◇

9時半からスタート。
集まった参加者15人の内訳は、20〜30代女子と50代ぐらいのおじさま多し。
30代男子ちらほら。

まずは本講習会の説明、16ミリフィルムを巡る現状など。

現在16ミリフィルム講習会を行っている自治体は、23区内だと港区・新宿区・文京区・目黒区・杉並区の5区のみ。
昔はほとんどで行われていたらしい。
16ミリフィルムは、保存するにも気を遣うし空調は必須だし場所は取るし、管理するだけでも大変。
今、新規で16ミリフィルムを制作する会社はほとんどなし。
制作会社から"うちのフィルム貸してくれ”と言われたこともある。昔のフィルムは、自社でも保存していなかったりもする。
いづれかの自治体で取得した修了証は、一都六県で通用。


映写技師さん(図書館の職員さんですが)の、フィルムへの熱い思いが伝わってきます。ほんとに好きなんだなー。

;=;=;=;

映写機操作の映像を見て、いったん休憩。

それを復習する意味で、技師さんが操作実演。
ポイントを押さえておけば、意外と簡単なものなのね。

お昼休憩。
家に帰ってごはん。

;=;=;=;

午後はずーっと練習。
参加者15人が3、4人づつの班に分かれて4種類の機種を順番に練習。

4つの機種にそれぞれ2人づつ技師さんがついてくれる。
ありがたいけど、これは人件費もかかりますよー。

1日目は3機種を練習して終了。


◇2日目◇

残りの1機種の操作を終えて、あとはフリータイム。
各自、とにかく練習。苦手な機種など重点的に。
その間も技師さんは、手順を間違えるとさりげなくフォローしてくれます。

お昼休憩。
家に帰ってごはん。

;=;=;=;

午後から操作テスト。
4機種のうち、振り当てられた2機種を一人で操作します。
これに合格すれば修了証がもらえる。

ナンダはくじ引きで2番。
ドキドキしながらカーテンの裏で待ちます。
まるで舞台オーディションを待つ新人の気分…。

実際の上映会さながら、まっくらな会場に映写機と試験官(技師さん)。

置かれていたのは、一番難しいエルモの手掛け式タイプ[16-F]と、いつも上映会のときに触っている北辰の溝かけ式[X-310](ラッキー♪)。

結果は…合格!
まあほとんど落とさないらしいのですが(笑)、「完璧だったねー」と言われて嬉しくなっちゃいました♪♪

;=;=;=;

10日後に修了証が送られてくるらしい。
ちなみに講習会の参加費用は840円(教材代)でした。
さすが公的機関。安い。

とりあえず今は、すぐにでも映画会がしたいなあ〜!!
やっぱりフィルム、良いんですよ。
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