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阿佐ケ谷のフリーペーパー[ohitotsu]とその周辺 “名も知らぬあなたへ、おひとついかが?”
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杉並区の講習会に落ちて、どこかないかなーと思っていたら、タイミングよく千駄木のNPO法人映画保存協会さんで定期的に行われている「FPS映写機操作講習会」というのがあるので参加してみることに。

なにしろ前回の上映会で、あまりに映写機の操作が心配で楽しめなかった、というのがずっと心残りで。
あと一回ぐらい、ちゃんと触りたい!という想いがあったし。

ここクリアしないと、次の上映会に気持ちが向いてこなくて…。



そんなわけで丸一日の講習会。

といっても前半は講義。後半はほぼ実習。
先生は日比谷図書館で視聴覚を40年担当されたという映写機操作のプロ。
それでいてユーモアたっぷりのおじいちゃまです。
都内で、団体向けに16ミリフィルムを貸し出す、といったら日比谷図書館がその中心になるので、
その辺の事情なんかもいろいろ質問してさせていただく。


実習では、グループに分かれて3つの機種を操作。

こういうのけっこう性格出るのね(笑)。

この場にいた15人中12人がめがねかけててちょっとびびる。また数えちゃった。


終了時には修了証ももらえて、なんかちょっと自信付いたぞ。やっと今ごろ(笑)。
あー早くまわしたいなあ。


今秋に阿佐ヶ谷で二回、上映会ができそうです。詳細はまた後ほど。
それより前に子ども向けのができるかなあ、と交渉中なり。
春に一回、って思ってたのだけど、もう終わっちゃう〜〜春が、春がぁぁぁぁ。



にしてもNPO法人映画保存協会さん、活動もとても素敵なのだけど、この講習会の会場となる【協和会の蔵】という空間がまたいいのですよ。
初めて行ったけど、すごい”気”を感じてしまった。築100年ですと。

こんなところで映画が観れたらいいなあ。
…もちろんやってますよー。
これ>>>【ちいさな上映会】


ぜひ今度行ってみよう。蚊が多そうなので、準備は万全に。




帰り道、谷根千のゆるい夕暮れ。

gizagiza



# ナンダ
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先日、知り合いに「もうすぐohitotsuの3号が出るんですよ~」って言ったら、「あれまだやってんの!?」と言われてしまった。。。

まだ、どころかまだ2号しか出してないのに! (2年掛かってるけど)



えーと、おひとつシネマの方ですが。
春にはちいさな上映会をまた、ポン、とやりたかったので、
今になって場所探し。


うーむ、無いものだ。妥協が必要なんだろな。


CONTEXT-Sさんでやらせていただければ、前回と同じということで色々利点はあるかなと思ったのですが、住宅地だし夏期は暗くなるのが遅いからちょっと厳しいかも、とのことでした。ざんねんだが、仕方なし。


そう、この「野外」というもの。
非常に理想のスタイルではあるのですが、これを実現するにはある程度のスタッフの数と資金と実績と根回しと交渉力とガッツが必要だな、とひしひしと実感する今日この頃。
どれもまだまだ自信がないなあ。


特に大切なガッツ。
毎日が、嵐の夜の船出のように、高いビルのような波に持ち上げられたと思ったら次の瞬間には谷底にたたき落とされるような、そういうアップダウンの繰り返しという意味では、今は奥深い谷底。
なかなか抜けられないのです。ああ…。


しかし最近、強力なスタッフが出現!
わたしなぞよりずっと情報の扱いがうまく、企画力がありそうな彼女にはっぱかけてもらいながら、ああでもないこうでもないと手探り中です。
もっと飲みながら話したいよー。

今後おひとつシネマをどうしていきたいのか、谷底で考えてばかりの毎日。


でも歩かないとどうにもならん。

今日も会場の下見に行ってきます。
室内でもピーンとくるところがあるはずだ。



# ナンダ
昨日11月3日、【ちいさな映画会 vol.1】無事に終わりましたー。

前日とうってかわって底冷えするような夜に、足をお運びくださった皆さま、本当にありがとうございました!

会場のCONTEXT-Sの石神さん、駒ケ嶺さん、細かいところまでサポートくださってありがとうございました。

そしてスタッフのみんな、お疲れさまでした!



大きな事故もトラブルもなく終われたことに心底ほっとして、抜け殻のようです情けないことに。。

(たくさんのたくさんの心配な点があり、心臓バクンバクンの一日でした…)



直前でいくつかキャンセルがありましたが、そのキャンセル君が6名も誘ってくださり(しかもほとんど阿佐ヶ谷の方。びっくり!)、気圧に比例して下がりかけてたテンションが上がってきました。

会場のセッティングは、寒くなることを予想して椅子を室内に20脚ほど。

冷たい風に当たりながら観るのも乙かと数脚をテラスに。

テーブルを3つ置いて、その上にはパティシエふさちゃん作のクッキーです。すごく美味しかった。なんとか残りのいっこ食べられたで。



しかし初めての映写機操作がこんなにもプレッシャーを感じるものだとは〜(涙)

本編フィルムが回り始めたときは、”はじめてのおつかいってこんな感じだろうな”(親心ね)とじーんとしました。

いや、正確にはじーんとする暇なく、映写機の台を支えつつ、ラスト「FIN」が出るまで心休まりませんでしたが。過干渉な親です。



フィルムの交換のため途中に休憩が入る、というへんてこなスタイルも、怒る方もおらず。

インドの映画館では途中休憩があるそうですね。

マハラジャだもんね。疲れそうですもんね。

でもここはニッポン東京阿佐ケ谷です。それでも途中休憩なのです。皆さまほんとにお優しい方ばかりで…。



上映中、通りを歩く人たちが、なんだなんだ? って感じで足を止めています。

後ろの石壁の間からのぞいている人も。いいなあ、こういう感じ。こういうのが理想なのですよ。



上映が終了して巻き戻しが終わるまで、お客様にきちんとお礼も言うこともできず。すみません。

帰られていくお客さんと出口でお話をして、それで現実感が沸いてきました。



それにしても、円形劇場のシーンが目の前のスクリーンに映し出されたときは、鳥肌が立ちました。

この空間、この人たちの背中、このシーン、耳元では映写機がカタカタカターと回って、まぶしいライトの向こうにはKSKの横顔。

この日のことをずーっと覚えているんだろうなわたしは。

実を言うとあまり映画に集中できなかったのだけど、このシーンは強烈でした。



2時間中、どんな場面でも一瞬でもあの場にいた方々の記憶に残ってくれたら、こんな嬉しいことはないです。



終わってみれば、まともな写真はいちまいも撮れていないのでした。ごめんなさい。まっくらだし。

そして。フィルム上映、やっぱりすごくいい…。準備や扱いの大変さを大きく上回るよさがありました。

日本語字幕の字体も素敵。



冬が終わって春がきたら、反省点を活かした二回目の開催もやりますよ。



それでは皆さまお風邪などひきませんように。また会えますように。





# ナンダ
もうすぐです。

いよいよです。



はじめての映画会。

どうなっちゃうもんなんだろうか…。という不安さえまだ感じ切れていないような、焦りつつのんびりしつつ、準備をしています。

これがうまいこと成功したら、今後もどんどん続けていきたいので、最初が肝心。

少ないメンバーも皆それぞれ仕事ややるべきことを抱えて忙しい中で、この準備に時間や労力を割いてくれて…。

大感謝!大好きよ。

強引に引きずり込んじゃってあれなんだけど、ほんと、こういうことって一人じゃ出来ないものなんだなあ(そりゃそーだ!)と痛感してます。

かといって、人をまとめるのもすごい苦手なんだけど。。いつもおたおたしてるかんね。





さてさて少しづつ参加申込をいただいておりまして、ありがたいことですー。

(このブログを見て、なのか、それは謎…)

やっぱりご近所の方が多いみたい。嬉しいです。



今回の会場となる「context-s」さんですが、普段はギャラリーとして静かな住宅街に佇んでいます。

やー、ワタシはここが大好きでして。

阿佐ヶ谷の桃源郷だと思ってます。

こんなところでおひとつシネマの第一歩が踏み出せるなんて、ものすごく幸せなのです。

オーナーの石神さんのお陰です。石神さんの作品(陶器)もすとん、としていて気持ちいいものばかりです。



場所は、阿佐ケ谷駅南口のパールセンターを50Mほど入って、左側、かまぼこ屋さんと吉澤精肉店の間の小道を50Mほど直進した左側です。

昼間、木漏れ日のさすテラスが良い感じなんだけど、夜はどんな感じなんだろう。ワタシも行ったことないから楽しみだー。







# ナンダ
秋の夜長に映画鑑賞はいかがでしょう♪

お近くの方、ぜひおでかけください。お席が少なめなので、ご予約はお早めに〜。(ギリギリの告知ですが…)

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【ちいさな映画会 vol.1】主催:おひとつシネマ×context-s
■上映作品:「大人は判ってくれない」
 1959年/フランス/16ミリフィルム/モノクロ/90分/監督:フランソワ・トリュフォー/カンヌ国際映画祭監督賞受賞
■日時:2008年11月3日(祝・月)18時上映開始 ※事前予約制
■会場:ギャラリーcontext-s(杉並区阿佐ヶ谷南1-47-4 JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分)
http://www.geocities.jp/context_s/
■料金:入場時に500円(入れたて珈琲or紅茶と映画にちなんだお菓子付き)
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※上映開始30分前よりお越しいただけます
※予約はおひとつシネマ(nandagaoru@yahoo.co.jp)まで。  お名前とご連絡先をお知らせください。追って確認のメールをお送りします。
 先着20名様となります。
 件名は【ちいさな映画会vol.1参加申込】でお願いします。
※会場は通常ギャラリーとなっておりスペースも狭いため、今回は乳幼児のお子様連れはご遠慮いただきます。(ごめんなさい〜)ご了承ください。
※半分野外となります。どうぞ多めに上着を持ってお出かけ下さい。
※機材操作の都合上、雨天中止となります。前日にはご連絡させていただきます。  (延期の場合は別途ご連絡となります)


【作品「大人は判ってくれない」について】
 フランソワ・トリュフォーの長編デビュー作。
監督自身や友人たちの実体験を元にしてつくられた、自伝とも言うべき作品で、ヌーヴェルヴァーグを代表する一本。
 12歳の少年の夢と現実、理想と絶望を、家族を軸に見事に描いています。
救いの無い展開、重いテーマ、それでも観終わった後に残る一種の清々しさ。
自由の危うさと快感を身体に言い聞かせるかのようなラストシーン。
いまだ色褪せない少年のまなざしを、context-sの空間でぜひご堪能ください。


【「おひとつシネマ」とは】
阿佐ヶ谷やその近くで活動する、映画上映団体。
上映を通じて地域と人との顔の見える関係をつくること、を目指しています。
ふとしたきっかけから、阿佐ヶ谷を中心とした自主上映団体を立ち上げることになりました。
別に自主制作映画というわけではありません。
観たい映画を選んで上映会をしようというものです。
阿佐ヶ谷中心なのは、うちが近いからです。あら。

始めた理由はちょっとしたものだけど、地域に根ざした活動としてやっていきたいと思ってます。
映画会を通じて、場所と人との顔の見えるつながりが増えていけばいいなと思います。


好きな作品は大きなスクリーン(テレビよりは)で観たい。
どうせ観るならたくさんの人と一緒に観たい。

やっぱり一番はこれに尽きますね。

都内じゃなかなか難しいけど、理想は夏の夜の野外映画会!
オーストラリアで見た風景が忘れられないのです…。だだっ広い公園の大きな大きな芝生の上で、ごろごろとみんな好き勝手に「タクシードライバー」を観ていた、あの風景。


でもこじんまりはこじんまりなりの良さもあると思うんです。

第一弾はこじんまりやります♪

まずは予告まで。


# ナンダ
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